「良い医者って、何だと思いますか?」
「良い医者って、何だと思いますか?」
先日、健康診断の帰り際に、
地元のお医者さんからこんな話を聞きました。
その内容は、
私の鑑定の在り方そのものでした。
かかりつけのお医者さんから聞いた、忘れられない話
私のかかりつけの地元のお医者さんがいまして、
すごくざっくばらんで気さくに話してくれる、
とてもオープンな方で、
私はとても好きなお医者さんです。
先日、健康診断の結果を聞きに行ったときに、
雑談の中で「良い医者とは……」という
そのお医者さんの信念を話してくださったんですね。
私は神奈川県の藤沢市に住んでいますので、
ここからは、
少し地元の地名が出てくる話になります。
その先生が考える「良い医者」とは
そのお医者さんのお話によると、
健康診断の結果を見て、
今後への最適なアドバイスと
必要な治療の流れを、明確に伝えるのが
良い医者だと思っている、とのことでした。
逆に、自分が思う「よくない医者」とは、
健康診断の結果を伝えるだけで、
その後のアドバイスが明確でない医者。
先生は、こんな例え話をしてくれました。
「例えば
『あなたはこんな診断結果だから、
とりあえず藤沢駅に行ってください』
その人は、とりあえず藤沢駅に行く。

でも、その先に
どうしたらいいのか分からない。
そこでまた、自己流で検索をし始めて、
よく分からない情報をたくさん集めて、
結果的に路頭に迷ってしまいますよね。
良い医者は、行き先まで示してくれる
良い医者とは、
「藤沢駅に行って、何番線からJRに乗って、
どこへ向かってください」
そこまで明確にアドバイスできる人。

患者さんが今後どう動いていくべきか、
迷ったり、誤った情報を探し回ったりして
迷子にならないように導けるのが、
良い医者なのだと思っている、
そう仰っていました。
私はこの話に、首がもげるほど頷きました。
これって、
私が帝王命術鑑定で
ご相談者さまに鑑定結果をお伝えするときに、
いつも意識していることと
まったく一緒だと思ったからです。
例えば、
「あなたは今、
運気がよくないですね」
「運気がよくない時期だから、
状態があまり良くないですね」
これだけ伝えられたら、
言われた方は
「じゃあ、どうしたらいいんだ?」と
迷い始めますよね。
いろいろな情報を検索し始めて、
また間違った行動に
走ってしまうかもしれない。
実際にそれでさらに悩みが深まり
混乱される方がとても多い。

だから私の鑑定では、
鑑定結果をお伝えするだけで終わらせず、
必ず、ご相談者さまが
今やるべきこと
目指すべき方向
その具体的な指針まで
持って帰っていただくようにしています。
実際にあった、不倫のご相談
例えば、先日イベントに
出演させていただいたとき、
「今、奥さんのいる人とお付き合いしています」
という女性の方からご相談を受けました。
いわゆる不倫です。
奥さんとは離婚しようと思っている、
と言われて
お付き合いを始めたそうですが、
奥さまが病気になってしまい、
すぐには離婚できない、と……。
まあ、よくある
不倫男性の言い訳かもしれませんが、
女性の方は本当にお相手の男性を
好きになってしまっていて、
とても悩んでおられました。
その恋が始まった「時期」を鑑定してみると
私が鑑定してみたところ、
その女性が不倫相手の男性と
お付き合いを始めた時期は、
まさに、
いつもと違う自分が前に出てきて、
普段なら好きにならない相手を
好きになってしまったり、
誤った判断を
してしまいやすい時期でした。
ですが、もう何か月もすれば、
いつもの自分が戻ってきて、
「なんでこんな人を
好きになってしまったんだろう」
と我に返るタイミングが来る流れが見えていました。
だから私がその方にお伝えしたのは、
「あと2〜3か月くらい、様子を見ていてください」
「冷静になって、彼のことを観察してください」
「もうすぐ、あなたのほうが
そのお相手を嫌いになって、
自分から離れたいと思い始めるはずですよ」
ということでした。
これ実は、これまでも鑑定で
たくさん見てきているケースです。
この
「いつもなら好きにならない
相手を好きになってしまう」
「誤った判断をしてしまう時期」に
出会った人と、
それが不倫でなく、
普通の恋愛だったとしても、
そのまま結婚すると、
いつもの自分が戻るタイミングで
離婚する確率が高い。
あるいは、
「子どものために……」と言って
離婚はしないものの、
長年、仮面夫婦として生活している。
そういったパターンも、
鑑定では数多く見てきました。
「もうすぐ彼が動き出す」と言われたそうです

話を戻しますが、
私がそれをお伝えすると、
このご相談者さまは、
「実はこの件で、ある霊能者の方から
『もうすぐ彼があなたの方へ動き出すのが見える』
と言われたんですが……」と仰いました。
もし霊能者の方が言うように、
既婚者の彼がこの彼女の方へ
動き出すことがあるなら、
それは、
彼女が彼を嫌いになって見切りをつけ、
別れを切り出したときに、
慌ててつなぎ止めようとする動きだろうと、
私は思いました。
私は別に、
霊能者の方が仰ることを
否定するつもりはありません。
ですが、
冒頭でお話したお医者さんの例えで言うなら、
その霊視は
「とりあえず藤沢駅に行ってください」
だけ伝えて、その先を示さず、
患者さんを藤沢駅の中で
路頭に迷わせるのと、
同じことではないでしょうか。
結果だけを伝えて、道を示さないことの危うさ
「もうすぐ彼があなたの方へ動き出すのが見える」
という言葉自体を否定はしませんが、
なぜ彼は動き出すのか?
霊視で見えた状況から、
ご相談者さまは何をしたらいいのか?
そして肝心な、
どう動いたら、
その方は幸せに
なれるのか?
そこまでの明確な指針がなければ、
余計に悩んでいるご相談者さまを混乱させ、
自己流で誤った行動を取ったり、
後悔する結果につながってしまうことも
あるのではないでしょうか。
実際に、このご相談者さまは、
「冷静になって、
彼のことを観察してください」
という私の言葉に対し
「彼は嘘がすごい」
「自分に八つ当たりすることも多い」
「信用できない部分が目につく」と、
冷静にぽつりぽつりと
言葉にし始めておられました。
私が大切にしている「良い鑑定」とは
人間には、
それぞれ一定のリズムが流れていて、
裏側の自分が前に出てきて、
いつもと違う自分になり、
通常ではありえない
判断をしてしまう時期があります。
その時期の判断で、
その後、大きな後悔をしたり、
代償を払うことになる場合もあります。
藤沢駅に行って、
何番線からJRに乗って、
どこへ向かってください、
そこまで明確にアドバイスする。
あのお医者さんと同じように、
ご相談者さまが鑑定結果を聞いて、
今後どう動いていくべきか、
迷ったり、誤った情報を探し回って
迷子にならないように、
明確に導けること。
それが、良い鑑定ではないでしょうか。
いわゆる「占い」との違いとして

ということで今日は、
私の鑑定が
「いわゆる占いや霊視」とは
どこが違うのかを、
ひとつの例えを通してお話してみました。
今回は恋愛相談を通したお話をしましたが
仕事や生き方についても同じです。
もし今、
「どうしたらいいのか分からない」と
立ち止まっている方がいたら、
その状態から抜け出す道筋は、
必ずあります。
未来を言い当てることだけでなく
その人が自分の人生を取り戻せること。
それが、私の考える鑑定の役割です。
これからも私は、
「結果を伝えて終わり」ではなく、
ご相談者さまが迷わず次の一歩を
踏み出せる鑑定を続けていきます。






